仮想世界へ

というわけで、Pylonsに触れる環境を構築したいと思います。


まず用意するのはVMware PlayerとOSイメージ。
今回はFedora Core 8を使ってみます。


それぞれのダウンロード先は省略するとして。
まずはqemuというツールでHDDイメージを
用意する必要があるようなので先人の知恵を借りて作成。


さて、問題はVMXという設定ファイル。
やっぱりデフォルトのままでは使えない。
まずはゲストOSの設定を変更。

guestOS = "other26xlinux"

そしてFedora8のISOイメージをマウント。
CDブートさせるために起動時にマウントされるように設定。

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "C:\Fedora8\Fedora-8-i386-DVD.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.startConnected = "TRUE"
ide1:0.autodetect = "TRUE"

HDDイメージを指定

ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "fc8.vmdk"
ide0:0.deviceType = "disk"
ide0:0.startConnected = "TRUE"

SCSIを無効

scsi0.present = "FALSE"

ネットワークをNATで接続し、起動時に有効に

ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.startConnected = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"

NICのタイプをIntelに変更

ethernet0.virtualDev = "e1000"

と、こんなところでしょうか。
まずはBIOSでCDからブートされるように設定。
これでひとまずOSのインストール開始できました。


インストールはサーバーの類はすべて省いて
Gnome環境は一応入れておきました。
あとは開発キット関係は一通りインストールしました。


待つこと数十分…


無事に完了。
これで後は初期設定を行えば
Linuxの仮想環境が完成するわけです。
実際はすでに環境構築済みなんですが、
それはまた次回まとめてメモします。